日本最大級のアウトドア業界向けカンファレンス「Outdoor Innovation Summit 2019」開催レポート

「すべての人がアウトドアレジャーをより長く豊かに楽しめる社会を創る。」をビジョンに掲げる株式会社スペースキー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:佐藤祐輔、以下スペースキー)は、当社が実行委員・事務局を務める日本最大級のアウトドア業界向けカンファレンス「Outdoor Innovation Summit 2019(以下OIS)」(後援:オリンピック・パラリンピック首長連合、環境省、スポーツ庁、林野庁、EUROPEAN OUTDOOR GROUP、eoca)を2019年12月11日(水)に開催いたしました。

 

OISは、時代の最先端でアウトドアをリードするアウトドア関係者・官公庁等異なる分野のリーダー・イノベーターが集い、アウトドア業界の新たな可能性が繋がり、未来が生まれることを目的とした、日本最大級のアウトドア業界向けカンファレンスです。

昨今、日本はアウトドアがブームと言われ、マスメディアでも取り上げられることが多くなり、市場から注目されている実感を持つ一方、90年代のブームがそうであったように一過性で終わってしまうものなのかと危惧している声もあります。ブームで終わらせないために、生活者、事業者、フィールドが持続可能であるためにアウトドア業界として取り組むべきことは何なのか。その答えを見出すことに挑戦したい、これまでになかった視点と角度で新しい価値を発想したいと、2019年のメインテーマは『Outdoor X -アウトドア クロス-』を掲げ、10名の登壇者に新しい価値を共有・提言していただきました。

 

「OIS」当日の様子は、こちらでもご覧いただけます
ダイジェスト動画 https://youtu.be/mmojHeq-snc
スペースキー公式note https://blog.spacekey.co.jp/n/n085ad2edb7f3

 

■「Outdoor Innovation Summit」2019開催概要
名称:Outdoor Innovation Summit 2019
会期:2019 年12 月11 日(水) 10:15~18:00
会場:東京国際フォーラム HALL B7
来場者数:509名(43都道府県、348事業者:アウトドア関連メーカー、小売り、事業者及び官公庁、キャンプ場、他産業など招待制で実施)
主催:Outdoor Innovation Summit 実行委員会
後援:オリンピック・パラリンピック首長連合、環境省、スポーツ庁、林野庁、EUROPEAN OUTDOOR GROUP、eoca
協賛:AUTHENTIC JAPAN株式会社、株式会社ネイチャーズウェイ、キーン・ジャパン合同会社、高知県、株式会社モーブル、ファイヤーサイド株式会社、株式会社NEBY、ビクトリノックス・ジャパン株式会社、三菱王子紙販売株式会社

 

■来場者データ
業種別では、キャンプ場、アウトドア事業者が半数以上を占めました。
また、役職別では、管理職以上が約6割でした。

■来場者の声
様々な観点から業界の動向を知れた。自施設発展に繋がりそうな話ができた(キャンプ場)
経済、精神、環境、テクノロジーどれも新鮮であたらしい気づきがあった(キャンプ場)
現場の声は刺激になった(アウトドア関連団体)
アウトドアスポーツをビジネスとして捉える部分に新しい知見を得られた(アウトドア関連団体)
Outdoor Xというテーマどおり参加者それぞれが気づきを得て、新しい視点で新しい価値想像と向かうきっかけとなるサミットだった(メディア・インターネット関連)
環境、自然との接点として、アウトドアは公私ともに必要だと感じた。アウトドアを通じた価値の創造と会社としてのコスト負担等、勉強になった(メディア・インターネット関連)
自分の自治体との強み・弱みの違いがわかり参考になった(官公庁)
アウトドア業界の動向について現状がわかり、勉強になった。環境破壊、気候変動の現状についても認識することができた(官公庁)

 

 

■「Outdoor Innovation Summit2019 」ダイジェスト

異業種からアウトドアという新市場を創造したマーケティング手法
株式会社ワークマン 専務取締役 土屋 哲雄氏
プロ向けの作業着・用品専門店として確固たる地位を築いてきたワークマンが、新たな鉱脈として目を付けたのがアウトドア・スポーツウエア市場。新業態も展開し、新たな客層の獲得に成功したワークマンのブランド戦略について語っていただきました。

 

グレートジャーニーを通じて生まれた、この星に生き続けるための物語
探検家・医師・武蔵野美術大学名誉教授 関野 吉晴氏
自然や宇宙とのつながりを身近な環境の中に再確認するプロジェクトに取り組んでいる関野氏。自然から採取した素材で作った船でインドネシアのスラウェシ島から石垣島まで航海した「グレートジャーニー」のエピソードを通じて、人類がこの地球に生き続けるための自然との関わり方について会場に訴えかけました。

 

今地球で起きている気候変動をアウトドアの視点から考える
プロ・トレイルランナー 石川 弘樹氏
一般社団法人 Protect Our Winters Japan (POW) 代表理事 小松 吾郎氏
気象予報士・防災士 正木 明氏
日々感じているアウトドフィールドへの影響、そして観測データから読み解ける変化。気候変動について、今地球で起きていることを当事者の目線でお話いただき、アウトドア業界全体でアクションすることの必要性について提言をいただきました。

 

ニセコルールから見る、フィールド利用者の情熱と行政の権限の折り合いをつけた事例
シーカヤックガイド/登山家/ニセコなだれ調査所所長 新谷暁生氏
雪崩による死亡事故を減らすべく、地権者、行政、事業者と調整を図りながら運用をスタートした「ニセコルール」。その中心的な存在である新谷氏に、アウトドアを本質的に楽しむために必要なフィールド側の取り組み、そしてユーザーの持つべき意識についてメッセージを届けていただきました。

 

水不足という地球規模の課題に対しテクノロジーで解決するプロダクトの可能性
WOTA株式会社 COO 前田 瑶介氏、市橋 正太郎氏
世界の水不足を解決するために、水を濾過しながら循環して利用できるシステムを開発したWOTA。災害時のインフラとしての高いニーズを感じる中、新たな利用シーンと考えているのが、アウトドア・イベントの現場。その展望を語っていただきました。

 

欧州におけるアウトドア業界団体の立ち上げから現在までの軌跡
European Outdoor Group(EOG) 代表/European Outdoor Conservation Association(EOCA) エグゼクティブディレクター マーク・ヘルド氏
欧州のアウトドア業界団体であるEOG。その役割と活動、そして欧州のアウトドア市場について紹介すると同時に、日本のアウトドア業界に対する団結の必要性について呼びかけました。

 

地域の自然資源をアウトドアフィールドとして再定義し、新たな観光の柱に
元高知県知事 尾﨑 正直氏
“地産外商”を柱とし、「歴史」「食」といった強みを最大限に活かした取り組みを行ってきた高知県。新たな観光の柱にと、豊かな自然資源を活かした地域の魅力づくりを進めています。地域創生に向けたアウトドアの可能性について、具体事例を交えてお話いただきました。

 

顧客コミュニケーションとアイデアから生まれた自社運営キャンプ施設”TINY GARDEN蓼科”について
株式会社アーバンリサーチ 事業支援本部 シニアマネージャー 齊藤 悟氏
異業種からキャンプ場運営に参入したアーバンリサーチ。Eコマースが加速する中、ユーザーのリアルな接点、コミュニケーションプラットフォームとしてキャンプ場の持つ可能性について語っていただきました。

 

 

2019年12月12日(木)開催「Camp Innovation Summit 2019」
Camp Innovation Summit は、未来へのイノベーションを提案する、キャンプ場のためのカンファレンス。全国からキャンプ場関係者が参加し、当社のキャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」から読み解くキャンプ場トレンドの紹介や、スペースキーの考えるキャンプの未来とその可能性について共有しました。

■「Camp Innovation Summit」開催概要
名称:Camp Innovation Summit 2019
会期:2019 年12 月12日(木) 10:30~13:00
会場:渋谷フォーラムエイト 8F グランドスクエア
来場者数:153名(キャンプ場関係者限定)